石原良純 熱海土石流の盛り土50メートルに憤り「これは人災」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は12日、静岡県熱海市伊豆山で発生した大規模土石流災害で基準を超える盛り土が11年前からあったことが映像からわかったと伝え、タレント・石原良純は「これは人災」と憤った。

 番組が独自で入手したという2010年12月の映像では、盛り土が何段も段差になっている。今回、土石流の現地調査をした地質学者・塩坂邦雄氏はこの映像を見て「1段5メートルの盛り土が9段から10段あり50メートル近くある。土石流直前の地形とほぼ一致する」と話した。

 静岡県の条例に基づく基準では、盛り土の高さは原則15メートル以内となっているが、土石流が起きる直前には県によると盛り土の高さが約50メートルになっていた。

 石原は「ちょっともう驚きですよね。発生当初から、この盛り土の問題がありましたけど、まあこれ、本当に人災と呼ぶのか天災と呼ぶのかっていう話になったら、僕はやっぱりこれは人災だと思いますよね」と怒りを込めて話し、キャスターの羽鳥慎一も「そうですね。こういう状況ですと、今回の土石流は人災ということなんだと思います」と、深刻な表情でうなずいた。

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