がん闘病中の大島康徳氏「お腹に刺した針でゆっくりと腹水を抜き→ろ濾し体に戻す」と治療説明

 ステージ4の大腸がんと肝臓への転移を公表し、闘病中の元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さんが7日、ブログを更新。4日に受けた腹水を抜く治療について、詳細を伝えた。

 大島さんは2017年2月、ステージ4の大腸がんで手術を受けていたことと、肝臓への転移を告白。抗がん剤治療を続けながら、NHKのメジャーリーグ中継の仕事などを行っていた。しかし、腹水がたまり、今月3日に入院。4日に長時間をかけ腹水を抜き、6日に退院していた。

 大島さんは7日のブログで「私が受けた治療はカート療法というものでした。3~4時間かけてお腹に差した針でゆっくりと腹水を抜き 抜いた腹水をろ過し それを、今度は点滴でやはり3~4時間かけて体に戻すという治療でした。腹水には大切な栄養分も含まれているので、それは体に戻すのだそうです」と腹水を抜いただけではなく、ろ過した後に再び体内に戻したことも報告した。

 腹水は3リットル抜いたとブログで明かしていたが、「腹水も全て抜いたのではなく少し残っています。これは、体のバランスを崩さないようにするためだそうです」と説明。残りの腹水は利尿剤で出すようにしていくという。

 大島さんは「今はそんな治療もあるのか!という感想でした。(私は、抜くだけのものと思っていましたので)」と驚いたことも告白。今後も腹水を抜くために入院することがあるとも伝えている。

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