上沼恵美子、岡江久美子さんとの秘話告白 未払い番組ギャラ巡り共闘、訴訟寸前だった

 タレント・上沼恵美子が26日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜、正午)に出演。新型コロナ感染で亡くなり、23日に一周忌を迎えた女優・岡江久美子さんとの思い出を語った。

 親しくしていたという上沼は「ウソみたい」とまだ実感がないといい、岡江さんがレギュラーを務めていたTBS「はなまるマーケット」に出演したことなどを振り返った。

 そして、「もっと言うとね」と前置きすると、「ずーっと昔、岡江さんと2人でクイズ番組をやってたの。大阪収録で、一応、全国ネットだったのかな。そこでギャラ、出演料、岡江さんと私とたくさんの人で出たんですけど、1円ももらってなかったんですよ」と告白。

 共演者が驚く中、「1回目だけかな。もう若手じゃない(とき)。(それぞれ)プロダクションも違うし、『あんたもろてる?』って言えへんかったんやけど。岡江さんは割とズバッと言う方なんで『上沼さん、あの番組のギャラ入ってる?』って言われて、『もらってないのよ』って私も言ったら『あら~』ってことになって。2人で訴えようということまで行ったことがあるんですよ」と秘話を打ち明けた。

 上沼は「いくらなんでも何カ月分だもん。週に1回の番組だからえらい金額になるわけですよ。(単価は)安いけどね。“これは訴えましょう”ということまで行った。2人で『もう1人誘おうか』って女優さんを言うてたけど、岡江さんと2人でって話が煮詰まっていった」と詳細にも言及した。

 そして、「やっぱり私がお断りしたんです」と結末を明かし、「申し訳ないけど、こんなんでまた週刊誌がゴチョゴチョ言うとか嫌じゃないですか。お金のことだしさ。我慢しますわって言うて。結局、岡江さんも私もそのギャラなしで。その番組、言うてるうちに終わりました。低視聴率で」と回想。

 「クイズでトップ賞になったら、ニンジンとかくれるんですよ、1年分。それはもらいました。ホタテ貝の1年分と。それは家にホントに送られてきて。でも、馬でもウサギでもないんで、そないニンジン食べられへん。ホタテはうれしかったかな?何いうてんのん」とオチをつけた。

 その後、「皆さん、(ギャラは)泣き寝入りしたと思います。1年ぐらいで終わった番組だったんで良かった。(岡江さんとは)同じ思いをしてるわけ。何となく親しい感じがする。訴えようまで2人で行ったから。でも訴えなくてよかった。それを後で(2人で)会ったとき、『ややこしいことになったよね。放っといて良かった』って」と懐かしそうに話した。

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