【4月26日のおちょやん】第101話 千代失踪から1年 漫才師・花車当郎が推す相手役は…?
【先週のあらすじ】
道頓堀での旗揚げに成功した「鶴亀新喜劇」。だが1周年の記念興行に一平(成田凌)は新作が書けず、灯子(小西はる)は辞めると言う。千代(杉咲花)は一平と関係を持った灯子を許すが、子どもができたと判明。ふたりは離縁を決め、記念興行を決行。千秋楽の朝、灯子は千代に謝る。本番で一平との芝居中に泣いてしまった千代。終演後に道頓堀から姿を消す。
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千代が道頓堀から姿を消して、1年が過ぎた。劇団の色恋沙汰が世間の目に触れ、「鶴亀新喜劇」は波に乗れない状態が続いていたが、それでも一平は新しい生活を始めていた。その頃、NHK大阪放送局では「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいた。お母さん役に人気女優の箕輪悦子を起用したい脚本家の長澤誠(生瀬勝久)に対し、意外な人物を推すのは漫才師・花車当郎(塚地武雅)だった…。
朝ドラ103作目の「おちょやん」は、上方女優で「大阪のお母さん」として親しまれてきた浪花千栄子をモデルに描くオリジナルストーリー。南河内の貧しい家の少女が、奉公先の道頓堀で芝居に魅了され女優を志し、やがて喜劇界のプリンスと二人三脚で昭和の激動期を駆け抜ける。ヒロインを朝ドラ「とと姉ちゃん」、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」にも出演し、日本アカデミー賞など多くの映画賞の受賞歴を持つ杉咲花が演じる。
