イラン核施設の電源が爆破…モサドのサイバー攻撃か、長官は「テロ」の認識で報復を示唆

 イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設の遠心分離機=2019年11月(イラン原子力庁提供・AP=共同)
 イラン・ナタンズのウラン濃縮施設=2005年3月(ロイター=共同)
 イラン・ナタンズの核施設の衛星写真=7日撮影(Planet Labs Inc提供・AP=共同)
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 イラン国営メディアによると、核開発の中枢を担うナタンズの核施設で11日、電気系統のトラブルが発生した。米紙ニューヨーク・タイムズは11日、複数の情報当局者の話として、大規模爆発でウラン濃縮施設の電源が破壊されたと伝えた。

 米国とイスラエルの当局者らがニューヨーク・タイムズに語ったところでは、核施設の地下に設置された遠心分離機に電源を供給するシステムが爆発で完全に破壊された。

 イスラエルの公共放送KANは情報筋の話として、同国の対外特務機関モサドが実施したサイバー攻撃だと伝えた。イラン原子力庁のサレヒ長官は国営テレビで、核活動を狙った「テロ」だとの認識を表明、報復を示唆した。

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