ＡＢＣテレビは４日、「第１０３回　全国高等学校野球選手権大会」（８月９日開幕）の熱戦をダイジェストで伝える「熱闘甲子園」を２年ぶりに放送すると発表した。キャスターは野球評論家・古田敦也氏（６回目）、ヒロド歩美アナウンサー（５回目）が務める。

　昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大会が中止。同番組も休止となり、２年ぶりの復活。８月９日から決勝戦の２４日まで放送の予定。

　古田氏は「二年ぶりに夏の甲子園が帰ってきます。高校球児達は沢山のものを背負って甲子園で戦います。母校の誇り、郷土の誇りだけでなく今回は昨年最後の夏の大会を奪われた先輩達の想いも背負って戦います。その想いのこもったプレーを我々はしっかり伝えていかなければいけないと思っています。全力で頑張っていきます。」と同局を通じ、コメント。

　ヒロドアナも「２０２０年は、約５００通の手紙交流を通して球児の心の叫び、本音を知ることができました。今年にはいってからは、そんな彼らの繋いできた“証”を背負う現在の球児たちを取材しています。どのような想いで夏を迎えているのかお伝えすることが私の使命だと心して、２年ぶりの熱闘甲子園に全力投球してまいります！」と意気込みを語っている。