宝塚歌劇 新人公演再開 特例で8年目まで出演 出演人数、生オケも復活

 宝塚歌劇団は15日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年から中止していた新人公演を、月組公演「桜嵐記」(6月8日、兵庫・宝塚大劇場)から再開すると発表した。また減員していた本公演の出演者も元通りとなり、オーケストラの生演奏も「アウグストゥス-尊厳ある者-/Cool Beast!!」から再開される。

 新人公演は稽古場での密を避けるため、昨年3月5日に公演予定だった雪組東京宝塚劇場「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」から中止となっていた。歌劇団は「直近の社会情勢や宝塚歌劇における定期PCR検査の実施や楽屋の改修など感染予防対策の進捗を踏まえ、再開いたします」とコメントした。

 通常新人公演は入団7年目までの生徒で上演されるが、中止期間があったことから月組公演、宙組公演「シャーロック・ホームズ」、雪組公演「CITY HUNTER」は特例として、入団8年目の100期生が最上級生として出演する。

 新人公演はファンの間で「新公」として親しまれている。宝塚と東京の本公演中に、それぞれ1回ずつ上演される、若手の研鑽の場。ファンも未来のスター候補たちの活躍を一目見ようと、通常公演以上にチケット入手は困難となっている。

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