ゴゴスマ石井アナ 地元大阪での放送開始に「1位なりたい」ギャラも拡大?「調整中です」

 MBSの社屋の前で緊張ぎみ?の石井亮次アナウンサー=大阪市
 MBSの社屋の前で緊張ぎみの石井亮次アナウンサー=大阪市
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 CBCテレビ制作の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜、後1・55~3・40)が大阪・MBSでも15日から放送されることになり、MCを務めるフリーの石井亮次アナウンサー(43)が13日、オンライン会見。東大阪市出身の石井アナは「(番組開始から)丸8年…、9年目で地元関西でついに映る、本当にめちゃくちゃうれしいです」と喜びとともに意気込みを語った。

 実家は東大阪市で今もガソリンスタンドを経営しており、「バブル期には東大阪市で4軒、景気が悪くなって畳みまして、今は1軒ですが、兄貴が継いでやってます」と漫才ネタのように滑らかに説明。「ガソリンを入れてくださるお客さんから『これアンタんとこの息子やろ?』と(テレビ見て)言われるのが夢です!」とあいさつした。

 実はMBSのアナウンサー試験には「2度落ちた」経験を持つ。在阪、在京などのテレビ局入社を目指し就職活動をしていたが、初年度、MBSには20人ほどの選考まで残りながらその先に進めず。2000年入社にもトライしたが「前年、20人まで残ったことがバレて…落ちました」。在阪局などは「箸にも棒にもかからず、CBCに拾ってもらった」と説明した。

 地元大阪での放送開始に「(アナウンサーになって)20年越しに自分の声が大阪で」と感慨に浸りながら、「名古屋が嫌だ、ってわけじゃないですからね!」と釈明。「名古屋のCBCだから育つことができたと思うんです。東京とか行ったら『こいつアホやな』で終わってた、大阪にいたら調子のって“いきり万太郎”で終わってたと思うんで。名古屋で自由に育てていただいた」と古巣愛もアピールした。

 CBCを昨年3月いっぱいで退社。同4月から芸能事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」に所属した。フリー転身後、ギャラは増えたのか?との質問には「本当にCBC社員時代から、ほぼ変わってません」と庶民派キャラを貫きながらも、関西エリアに放送が拡大することに伴い、「(ギャラも)拡大するのか、今、本当に調整中です」と笑わせた。

 そう口走った後、「僕はギャラじゃないです!1位になりたい、ただそれだけ。ギャラ交渉は僕はノータッチ。すべてジャパン・ミュージックエンターテインメントにやってもらってます!」と“釈明”。最後まで爆笑の連続の会見となった。

 「ゴゴスマ」は15年4月期から関東地区(TBS)でもネットがスタート。今春から全国23局にエリアが拡大する。

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