テレ朝玉川徹氏、スプーン有料化問題に「僕は持ち歩かない」
テレビ朝日の玉川徹氏が10日、同局系「モーニングショー」に出演。政府が来年4月の施行を目指す「プラスチック新法」によって、コンビニエンスストアのプラスチックスプーンなどが有料化される問題について、言及した。
すでに有料化されているレジ袋について「買っています。スーパーでもコンビニでもゴミ袋などにも利用しているので」としたが、“有料スプーン”に関しては「これはいらないです。どうしても外で食べなきゃいけないときは買うというかたちでいいんじゃないですか」と購入しないことを表明。
司会の羽鳥慎一アナから「持ち歩くかという意識に変わるかと思いますが」と聞かれると「いや、そしたら何でも持ち歩くということになりますから。はしも持ち歩かないです。外食するところには必ずはしがありますから」と話した。
一方でジャーナリストの浜田敬子氏は「有料化に賛成。必要な人はそれだけ環境に負荷をかけているので、コストを払うという意識を持たなければ解決しない」とキッパリ。「消費者の意識が変われば、メーカーの意識も変わる容器を変えようというふうになる。消費者の意識をどれだけ変えるかが重要」と指摘した。
「直接的な効果より気持ち的な効果が大きいのかな」と問いかける羽鳥アナに「レジ袋のときにあれだけ議論になって、初めてプラスチックごみがこれだけ環境汚染につながっているかが可視化されたことが大きかった。この問題を解決するのにわたし達に何ができるんだという議論につながることを小泉(環境)大臣は期待していると思う」と意見を述べた。