杉咲花が主演のＮＨＫ連続テレビ小説「おちょやん」（月曜～土曜８時・土曜は一週間振り返り放送）。３月３日は第６３話が放送される。あきらめない千代に、いつしか一平も…。

　千代（杉咲花）は一平（成田凌）を連れ出し、京都に向かった。一平の母親から襲名を説得してもらえば、きっと納得するに違いないと思いついたからだった。しかし、母親の捜索は想像以上に難航する。次第に一平は、あきらめモード…。千代は、わずかな望みをかけて「カフェー・キネマ」の情報網を頼ることに。夜、店の常連客に聞き込みを続けるふたり。あることをきっかけに、一平の母、夕（板谷由夏）の手がかりをつかむのだった…。

　朝ドラ１０３作目の「おちょやん」は、上方女優で「大阪のお母さん」として親しまれてきた浪花千栄子をモデルに描くオリジナルストーリー。南河内の貧しい家の少女が、奉公先の道頓堀で芝居に魅了され女優を志し、やがて喜劇界のプリンスと二人三脚で昭和の激動期を駆け抜ける。ヒロインを朝ドラ「とと姉ちゃん」、大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）～」にも出演し、日本アカデミー賞など多くの映画賞の受賞歴を持つ杉咲花が演じる。