稲田朋美議員「わきまえない女でありたい」投稿に「沢山の批判きた」…森会長進退は?

 自民党の稲田朋美議員が9日、TBS系「グッとラック!」の取材に応じ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言について、ツイッターで反応したことに触れた。稲田議員は4日に森会長発言について「私は『わきまえない女』でありたい」などとつぶやいていた。

 稲田議員は「女性が話が長い人がいると聞いているとか、女性が競争心が強いとか、女性がわきまえている、わきまえていないという、『女性が』ということについては、私は違和感を覚えます」とコメント。

 森会長は地元が石川県、稲田議員は福井県と、同じ北陸ということもあり「北陸でもお世話になってますし、派閥でもお世話になったり、いろんな意味で政治家として尊敬できる方だと思います」とも語ったが、それでもツイッターで反応したことに「森会長の発言というより、女性が言っていることを、女性、男性ではなく受け止めてもらえる社会になっているかどうかに一石を投じたいと思って」と、投稿理由を説明。

 だが、この投稿には「かなり沢山の批判がきましたので、まだまだこれは変えるのに時間がかかると思いました」との実感も吐露。「女性が発言すると、感情的、ヒステリックだとか、女性だけの発言が軽く見られるとか、そういう風潮はよくないと思います」とも語った。

 稲田議員自身は、森会長の進退についてはどう思っているのか?稲田議員は「それは、森会長が余人をもって代えがたいかどうかということだと思いますし」とコメント。「国際社会から日本がどう思われるかを考えないといけない。森会長が今まで築き上げてきた事もあると思います。総合的に判断する必要があると思います」と述べた。

 稲田氏は4日に「森会長の発言について、私は『わきまえない女』でありたい。なぜなら、女性も少々空気を読めないと思われても、臆せず意見を言うべきだから。私も以前、男性議員から『総理を目指すなら癒やし系になったほうがいいよ』と言われて不愉快になったことがある」と投稿し、9日午前8時現在、720件を超えるコメントが寄せられている。

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