八代弁護士 森発言の根深さ指摘「首をすげ替えればいいという問題ではない」

 ホンジャマカの恵俊彰と八代英輝弁護士が8日、TBS系の生番組「ひるおび!」で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による“女性蔑視発言”について、男尊女卑的な日本社会の変革を訴えた。

 恵は、テニス選手の大坂なおみが記者会見で、森発言についてしばし考えた後に「無知がもとで生まれた発言」と評したことについて「ひょっとしたらあの沈黙の最中に大坂選手が考えたことは、会長が辞めれば済むって問題なのか、それとも日本社会の中にはびこっているこの男尊女卑的な考え方、そういう問題そのものを解決する必要があるんじゃないかって、ひょっとしたら大坂選手は考えられた可能性がある」と、大坂の心理を推察した。

 八代弁護士も「おそらくそうだと思いますね」と同意。「ただ首をすげ替えればいいという問題ではなく、ただ声高に辞任を求めると言って解決する問題でもないっていうことがこの問題の根深さであり。全員が学んでいかなければいけないことなんだろうなと。社会全体がですね」と、男尊女卑的な日本社会の変革が必要だとした。

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