パックン 森会長発言は「飲み会でもアウト。側近の皆さんの日頃の責任」

 パックンマックンのパトリック・ハーランが8日、フジテレビ系のニュース番組「Live News イット!」(月~金曜、後3・45)で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による“女性蔑視発言”について、組織委で森氏の周囲にいる人たちの責任を指摘した。

 パックンは「色んな社会的なバリアーを取っ払うべく、いろいろ取りかかっているパラリンピックの会長としてはあってはならない発言」と指摘。

 「僕はそれだけじゃないと思うんです。よくおじさんの飲み会で聞きますよね。でも公の場では言っちゃいけないというような弁解を聴きますが、そういう問題じゃないと思うんですよ。飲み会でもアウトなんですよと」と、例え私的な場でも許されないとした。

 さらに「周りがもし、普段から(森氏が)そういう発言をしているならば、『会長すみません、その意識は間違っていますよ、こういうふうに正してください』とある意味、会長を教育しなければならない責任があると思うんですよ。一人だけじゃない、側近の皆さんの日頃の責任ではないかな」と、このような発言を許している、組織委で森氏の周囲にいる人たちにも責任があるとした。

 これを受けて、MCを務める同局の榎並大二郎アナウンサーは「進言できる周囲の方がどれだけいるのかというところもね、気になるわけなんですけれども」と、森氏が裸の王様になっていないか危惧していた。

 森氏は3日の日本オリンピック委員会(JOC)評議員会で「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」と、女性蔑視ともとれる発言をした。翌4日には会見を開いて撤回、謝罪したが辞任は否定。世界的な批判を浴びている。

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