吉村知事 「ワクチンがいつ、どのくらい来るか分からない」シミュレーションしても…

 大阪府の吉村洋文知事が30日、読売テレビ「あさパラ!」に生出演し、新型コロナウイルスワクチンについて、大阪府で接種に向けた対策をしているものの、入ってくる情報の少ないことを明かした。

 政府は当初、65歳以上の高齢者へのワクチン接種について3月下旬を想定していたが、27日に河野太郎行革担当相が、少なくとも4月1日以降にずれ込むと表明。吉村知事は「われわれ自治体としても困っているのが、ワクチンがいつ、どのくらいの量が来るかというのが分からない。多分、国も分かっていないと思う」と、大阪府もワクチン頒布の情報がまったく伝わってこず、戸惑っている実情を明かした。

 大阪府ではワクチン接種に向けた施設整備などのシミュレーションをしているというが「具体的にどれだけの数が大阪や、東京に来るかというのが分かったら、その数をベースに接種会場を押さえて、担当する医師の日程を押さえるというのをやる。いつどのくらい来るのかが分からないとシミュレーションしにくい。しにくい中でもシミュレーションしているのが実態」と話した。

 また「G7の中でワクチン接種が始まっていないのが日本だけ」と話すと、パネリストの落語家・桂南光が「それがごっつう不思議なのよ」と疑問を呈していた。

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