吉村知事 東京五輪2024年に「延期」を…「中止を避ける判断を」

 大阪府の吉村洋文知事が22日、ABCテレビ「キャスト」に出演。東京五輪について、「2024年(の開催)がいいと思います」と語った。実現を強く望む一方で、中止を避けるための「現実的」な案とした。

 吉村知事は、東京五輪開催について質問されると、まず「僕はオリンピックを応援してますので、ぜひ実現してもらいたいと思っています」と一言。そして「ただ、中止は本当に避けてもらいたい。中止を避けるなら、延期というのが現実的じゃないかなと思います。今年の夏ではなく」と語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、現在、11都府県に緊急事態宣言が発出されており、「海外の方も(日本に)お呼びしてやる、っていうのが実現できるのか。どんどん(開催が)難しいんじゃないか、という話が進んでいくと、やっぱり中止だ、とこのままいったらなるんじゃないか」と懸念し、「中止というのは避ける方向での判断を…東京と国が…」と語った。

 延期ならば「2024年がいいと思います」と吉村知事。2024年はパリに決定しているが、「順送り(4年後ろ倒し)にできないか、という交渉ができないか」と話した。

 東京五輪については、日本維新の会代表の松井一郎大阪市長も20日、ワクチン接種を夏までに終えるのは不可能だとして、「2024年を目指してIOCと交渉すべきだ」と語っていた。

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