茂木健一郎氏、杉並区長の「無策の都政」告発で問題提起「小池さんを選んだのは都民」

 脳科学者の茂木健一郎氏が11日、ツイッターに新規投稿。東京都杉並区の田中良区長が「無策すぎる都政」として小池百合子知事を告発した文春オンラインの記事を引用し、「小池さんが得意なのは小学校の教室に貼ってあるようなスローガン」と苦言を呈した上で、「その小池さんを投票で選んだのは、都民です」と問題提起した。

 田中区長は、命の選別という重責を負う医療現場の視点から東京都の責任を問い、情報公開やトリアージ(治療優先度の順位付け)のガイドライン等について、8日に小池知事に要望書を提出。同知事の責任や都政の無策を問い、その「告発」が報じられたことで、この日のツイッターでは「杉並区長」がトレンドになった。

 田中区長の告発を受け、茂木氏は「小池さんが得意なのは、小学校の教室に貼ってあるようなスローガンですよね。具体的な政策と機動力は…」と疑問符を付け、「その小池さんを投票で選んだのは、都民です」と指摘した。

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