俳優・上川隆也（５５）が７日、リモート開催された主演ドラマ「遺留捜査」（１４日スタート、木曜、後８・００）の１０周年記念トークイベントに、共演の栗山千明（３６）、甲本雅裕（５５）と登場した。

　遺留品から事件の真実を明らかにしていく、風変わりな刑事の活躍を描いた人気作の第６シーズン。２０１１年の放送開始から１０年を迎え「これだけ長く続けられるとは思っていませんでした。１本１本を積み重ねてここにたどりついた感覚が強い」と、感慨をにじませた。

　主人公の糸村は、スーツにスニーカー、バッグをたすき掛けにした姿がトレードマーク。ただ、物語の舞台となる京都で極寒の冬にシーズン通して撮影するのは初とあって、上川は「糸村になりかわり、上層部にかけあってます。僕自身、糸村が心配。どんな防寒装備をするのか。いい結果が出ることを祈ってます」と、苦笑いで衣装を意外な見どころに挙げた。

　また、シンガー・ソングライターの小田和正（７３）の「風を待って」が主題歌に起用されることも発表された。