タレントの上沼恵美子（６５）が４日、ＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に出演。昨年大みそかに行われた「ＮＨＫ紅白歌合戦」についてコメントした。

　終盤の短時間しか視聴していないとしながら、「すごかったですね。デジタル（の駆使）とか豪華やね。どないしたんちゅうほど、お金かけはるねえ、ＮＨＫは」と感心。「今回は無観客だったからね。豪華なミュージックフェアを見ている感じでしたね」と印象を明かした。

　「福山雅治さんって男前やな。改めて。結婚しても変わらへんな。きれいにしてはる。スタイルも変わらへんし」と振り返ると、妻の女優・吹石一恵（３８）もほめた上で「『家族になろうよ』（を歌唱していて）、『なる！』って言いましたもん。なりたいわ」とメロメロ。「紅白の（白組）トリをとったのもわかるし、すっごく感動しました」と絶賛した。

　また、「『天城越え』を見たかったね。ザッピングするから、（歌唱後のステージで）真っ赤や」と残念そう。共演のＡＢＣ・北村真平アナウンサーから普段より広く使われた火の映像を使うセットの素晴らしさを聞くと、「ロケかと思ったら、ＮＨＫホールだったんですね。石川さゆりさんはうまいしね。見たかったな」と悔やんでいた。

　初の無観客開催だった紅白を「見事な紅白でしたね」といいながら時間配分、演出、セットを称賛。「さすがの歴史ですね」と持ち上げた。一方で、「私の中では紅白は終わりましたわ。ミュージックフェアの豪華版でＣＧ使ったり、素晴らしいとは思いますよ。クオリティーは高いわ。あの番組は。びっくりした。（でも）もうついていけないですね。おばちゃんには」ともこぼしていた。