流行語大賞 「まぁねぇ~」「時を戻そう」「顔芸」などのエンタメ系はトップテン入りならず
今年話題になった言葉に贈られる「2020ユーキャン新語流行語大賞」が1日、発表され、小池百合子都知事が新型コロナウイルス対策で連呼した「3密」が年間大賞を受賞した。トップテンには「アベノマスク」「オンライン○○」「Go To キャンペーン」「3密」「あつ森」「アマビエ」などコロナ禍を反映した6つがランクインした。
「半沢直樹」で大ブームとなった「顔芸/恩返し」、お笑いコンビ・ぺこぱの決めゼリフ「時を戻そう」、女性お笑い4人組・ぼる塾の田辺のギャグフレーズ「まぁねぇ~」、瑛人の大ヒット曲「香水」などエンタメ系はトップテン入りせず、30語のノミネートにとどまった。
広域なとらえ方では、トップテンすべてがコロナ禍を反映した言葉といえそうだ。「鬼滅の刃」はステイホーム期間で漫画人気に火が付き、映画へと広がった。同様に、ステイホームで配信ドラマを利用する人が増え、ネットフリックス配信の韓流ドラマ「愛の不時着」が大ブームに。第4次韓流ブームといわれた。
感染拡大防止でアウトドアでの過ごし方の一つとして、キャンプも流行。密を避ける1人キャンプ「ソロキャンプ」もブームとなった。テレビもリモートになり、有名俳優や歌手、芸人も自宅などで撮影できるYouTubeに次々参戦。YouTubeの申し子、リモートロケも得意な「フワちゃん」がさらに大活躍することとなった。
【以下、トップテン】
▽愛の不時着
▽あつ森(あつまれ どうぶつの森)
▽アベノマスク
▽アマビエ
▽オンライン○○
▽鬼滅の刃
▽GoToキャンペーン
▽3密
▽ソロキャンプ
▽フワちゃん
(五十音順)