歌手で女優の中山美穂（５０）が２０日にサブスクリプションサービスを解禁することが１８日、分かった。デビューから最新曲までのシングル４０タイトル（１作はデジタルシングル）、アルバム３１タイトル全５０６曲が配信される。

　シングル総売上１５００万枚、シングル・アルバムの総売上２０００万枚というトップアイドルの楽曲が気軽に楽しめるようになった。今年迎えたデビュー３５周年記念としてサブスクを解禁。シングル、アルバムのほか、ライブ盤、リミックス盤、ベスト盤から全曲が対象となった。

　中山は１９８５年にシングル「Ｃ」でアイドル歌手デビュー。新人ながら３０万枚を売り上げ、その後も「生意気」（８５年）、「色・ホワイトブレンド」（８６年）、「ＷＡＫＵ　ＷＡＫＵさせて」（８６年）などヒット曲を連発。一躍トップアイドルとなった。

　２００万枚を記録した、ロックバンド・ＷＡＮＤＳとのコラボシングル「世界中の誰よりきっと」（９２年）、中山が主演したＴＢＳ系ドラマ「もしも願いが叶うなら」の主題歌で１００万枚を記録した「ただ泣きたくなるの」（９４年）もサブスクの対象。懐かしいメロディーにファンの胸は震えそうだ。

　２０日の解禁を前に中山は「好きな時間や場所で聴いて頂ける機会が増えるのかなと嬉しく思います」とメッセージを送った。

　また、１２月２３日発売のベストアルバム「Ａｌｌ　Ｔｉｍｅ　Ｂｅｓｔ」のジャケット写真が初解禁。デビュー当時に撮影された未発表写真となっている。