「エール」撮了…コロナ禍で13カ月の長期に 窪田正孝「財産になりました」
NHKは30日、連続テレビ小説「エール」(月~土曜、前8・00)が、29日に撮了したことを発表した。
昨年9月にクランクイン。新型コロナウイルス感染拡大による約2カ月半の撮影休止を経て、13カ月に及ぶ長丁場を無事に完走した。
主人公・古山裕一を演じた窪田正孝(32)は「昨年の9月に撮影を始めて、学生服を着て撮影していたのが、昨日のことのように思えてなりません」と述懐。「1年間、朝ドラの主人公を演じたことで(二階堂)ふみちゃんをはじめとする共演者、スタッフの皆さんとのすてきな出会いをいただき、今後の財産になりました!」とコメントした。
未曾有の事態を乗り越えてクランクアップを迎え、土屋勝裕制作統括は「コロナ禍で様々な困難に多くの方が直面している今ですが、互いに“エール”を送り合って支え合いながら乗り越えていけることを願っています」と話した。
今作は、「六甲おろし」「栄冠は君に輝く」などを作曲した古関裕而氏とその妻・金子(きんこ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描いた物語。