日本テレビ系チャリティー番組「２４時間テレビ４３」が２２日、東京・両国国技館で始まった。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、史上初の無観客開催。恒例のチャリティーマラソンは行わず、新たな中継企画として、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん（４８）による「募金ラン」を実施した。

　１周５キロを走る度に１０万円を募金する新たな試みに挑んだ高橋さんは午後７時１１分にスタート。「最低でも１００キロは走りたい」と意気込んだ。午後９時前には女優の土屋太鳳（２５）が助っ人ランナーとして参戦した。

　ウィズコロナを象徴するように番組は５分割画面でオープニング。メーンパーソナリティーのＶ６・井ノ原快彦（４４）が会場、ＹｏｕＴｕｂｅｒのヒカキン（３０）が自宅、元卓球女子日本代表・福原愛さん（３１）は台湾からリモートで登場した。密集を避けるため、募金はスマホなどからのキャッシュレスで行われた。