「24時間テレビ」今年は無観客、マラソンなし メインパーソナリティーはV6井ノ原ら

 日本テレビは6日、毎年恒例のチャリティー番組「24時間テレビ43」を8月22、23日に放送することを発表した。会場は東京・両国国技館で、新型コロナウイルス感染拡大防止のために無観客開催とし、名物企画のチャリティーマラソンも、スタートした1992年以来初めて行わないことが決定。メインパーソナリティーをV6・井ノ原快彦(44)、NEWS・増田貴久(34)、Kis-My-Ft2・北山宏光(34)、ジャニーズWEST・重岡大毅(27)、King&Prince・岸優太(24)の5人が務める事も発表された。

 新しい24時間テレビの様式を作る。コロナ禍を考慮した無観客開催。募金は例年通り全国の系列放送局などでは受け付けるが、両国国技館では受け付けず、スマホなどからのキャッシュレス決済も導入した。“3密”のリスクが高いチャリティーマラソン実施も、29年ぶりに断念。それでも井ノ原は「できないことがあることで、逆にできることもあるんじゃないかなと。24時間テレビも、新しい番組に生まれ変わっていくということ」と、前向きに語った。

 5つのグループから1人ずつ選ばれたメインパーソナリティーのキャプテンとなった井ノ原。制作発表会見でも早速、まとめ役に。あいさつで早口になった岸にツッコむなど、場を和ませた。

 グループも世代も違う。全員で初めて会ったのは数日前。連絡先の交換から始めた。岸とは年齢差20歳。自身のデビューした95年生まれと知った井ノ原は「その時生まれた子と仕事ができるって、メチャクチャうれしい」と頬を緩め「みんなで話したのは、遠慮は抜きにしようと」と、垣根を取り払った。5人のユニットの命名を提案されると「みんなセンターのタイプじゃない。『アンバランス』でいいんじゃないですか」と笑わせた。

 今年の番組テーマ「動く」には、何かできることを考えて前に進むという意味が込められた。チャリティーマラソンの断念を知ったTOKIO・国分太一(45)からは「ランニングマシンでやったら」とメールが来たことを明かし「それは安易だなと思いましたね」と笑った井ノ原。コロナ禍の中でもポジティブに、伝統のチャリティー番組を届ける。

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