菊地幸夫弁護士 吉村知事の会見「歯切れが悪かったという印象」

 菊地幸夫弁護士が19日、カンテレ「報道ランナー」(月~金、後4・45)にリモート出演し、吉村洋文大阪府知事が新型コロナウイルス対策本部会議終了後に行った会見について「歯切れが悪い印象」などと述べた。

 吉村知事は会議終了後に会見し、同番組でその冒頭を伝えた。新実彰平キャスターは、対策会議で示されたデータとして「重症病症のシミュレーション」をグラフで提示。場合によっては9月9日には218床が必要となり、府が確保病床としている215床を超える可能性があることを示した。

 菊地弁護士は「吉村知事の会見を聞いていて歯切れが悪かったという印象が非常に強いです」と述べ、「これからの見通しに関しては、具体的な数字を自分は把握しているとおっしゃってますが、その数字がどれだけ新たな何か対策をただちにしなくてもいい数字なのかどうかという具体的な言及がなかった」と指摘。

 「むしろ重症者の数のシミュレーションから言えば、ミナミに関してはある程度効果は出たかもしれないが、この上昇カーブを見ると代替の何か手段を今すぐにでも取らなければいけないのではという質問をしたい」と危機感を覚えたことを述べた。

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