橋下市長が不倫認める…冷や汗タラ~リ

 大阪市の橋下徹市長(43)が大阪府知事になる前の06年から07年にかけて当時ホステスをしていた女性・Aさんと不倫関係にあったことを19日発売の「週刊文春」(7月26日号)が報じている。記事ではAさんが、出会いから別れ、橋下市長の性癖までを詳細かつ赤裸々に告白。橋下市長は18日に市役所で記者団の質問に答え、「正直、大変な状況だ。親のポカで、子供には本当に申し訳ない。思いっきり迷惑をかけてしまった」と、おおむね事実関係を認めた。  

 橋下市長は、市役所で記者団におどけながら対応。汗をかき、「まずは妻に説明しなければならない。これから家でものすごいペナルティーが待っている」と苦笑いを浮かべた。

 週刊文春では、かつて大阪・北新地の高級クラブでホステスとして働いていたAさんが、橋下市長との出会いや、4回目のデートではラブホテルでHしたこと、2人でコスプレを楽しんだことなどを告白。橋下市長は結婚しており、Aさんとの親密交際は“不倫”。事実関係について市長は「全部間違っているわけじゃないが、だからといって全部が事実でもない。これは週刊誌報道の範囲だ」と説明し、記事に事実があることを認めた。

 市長は弁護士時代に「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演し、茶髪の風ぼうと思い切った発言でタレント弁護士として人気に。08年に大阪府知事に当選、「大阪維新の会」を立ち上げ、歯に衣(きぬ)着せぬ発言と、斬新な政策で有権者の支持を得てきた。11年に大阪市長に。プライベートでは子供が7人おり、子だくさんパパとしても知られる。

 Aさんとの交際は知事選出馬前とあって、市長は「知事になる前までは、聖人君子のような生き方をしていたわけではない」と弁明。「公人になる前でも、僕自身の人間性を判断する要素として報じられてしまうのは仕方がない」と開き直る一幕も。週刊誌読者に向けて「知事になる前の茶髪の姿と重ねてもらって記事を判断してもらいたい」と呼び掛けた。現段階では出版社側への法的措置などは検討していないという。

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