棋士の山口恵梨子女流二段が１７日、フジテレビ系「バイキング」に生出演。藤井聡太新棋聖について、思春期の小学校時代でも、女子に声をかけ将棋を指してくれたという人柄を明かした。

　番組では、藤井新棋聖誕生のニュースを議論。山口二段は、「女流棋士全体に言えることなんですけど、思春期になるとなかなか男の子って、将棋を指してくれない。照れちゃって」と、将棋女子の悩みを明かし「なので練習の機会が女の子の方が少なくなりがちなんですよ」と明かした。

　だが藤井棋聖の妹弟子にあたる女流棋士の中澤沙耶棋士から聞いた話として「藤井新棋聖はそんな中、率先して女の子にもフラットに声をかけてくれて、『一緒に将棋やろうよ』と輪に入れてくれたと」と、男女関係なく将棋に誘ってくれたという。「女の子とやってると、その子のこと好きなのかよ、とか言われる」ことも多い中、藤井棋聖は全く気にした様子はなかったといい「女の子にとっては救われることなので」と藤井七段の人柄に感謝していた。