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藤井七段は「すでに『6億手よむ棋士』」か 田中九段が衝撃をツイート

 将棋の田中寅彦九段が29日、ツイッターを新規投稿。棋聖戦2局目で史上最年少タイトル獲得へ王手をかけた藤井聡太七段について「すでに『6億手よむ棋士』が正しいか?」と問いかけている。

 田中九段は、2020年の世界コンピューター将棋オンライン大会で優勝した「水匠」開発者・杉村達也氏のツイートをリツイートして、第2局での藤井七段の58手目「3一銀」のすごみをつぶやいた。「昔精密機械と言われた佐藤康光会長は当時1秒一億手読むコンピュータソフトより強かった事から1秒で一億と3手読むと言われた」と挙げて「ソフトが4億読んで分からない最善手を短時間で指す藤井聡太七段は、すでに『6億手よむ棋士』が正しいか?」と記した。

 杉村氏のツイートによると、藤井七段の「3一銀」は「『水匠2』では、4億手読ませた段階では5番手にも挙がらないが、6億手読ませると、突如最善手として現れる手」だという。

 田中九段は同日、TBS系「ひるおび」にも生出演し「コンピューター選手権で優勝したソフトが読むと最善手。それを23分で指した。それを彼は本能で分かってる。人間のレベルじゃなく、コンピューターの先のレベルをウロウロしてるのかな、と。それを私は感動しました。ミュータントですね。どこまで強くなっていくのか。成長過程でこれです」と人間離れした藤井七段の将棋脳に感服していた。

 また「羽生(善治九段)以上の棋士は生まれないと思ったが、どうも、これを見てると間違いだったな、とそんな気がしてならない」とも語っていた。

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