虎党芸能人が待ち焦がれたプロ野球開幕への思いを語る短期連載の第４回は、お笑いタレント・陣内智則（４６）が登場です。新型コロナウイルスの影響で春の選抜、夏の選手権がなくなり、涙を飲んだ高校球児の思いも背負って、甲子園で日本一に輝く猛虎を夢見ています。　　　　　　　　　

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　開幕できて野球を見られるのは、本当にうれしいですね。練習試合を見てて、最初は観客がいないのはアレやなと思いましたが、逆にミットやホームランの音とかを聞けるので、そういう楽しみ方ができるのかな。

　矢野監督って、ワクワクさせてくれますよね。今までの監督は、雲の上の存在のような感じでしたが、矢野監督はお兄さんのような感じ。矢野ガッツがどうとか賛否両論ありますけど、ファンと一緒になって喜んでる姿は僕は好きです。ちょっと涙するインタビューとか、目線が近くて。

　気になるのはやっぱボーアですよね。２割５分で３０本打ってくれたらいいけど、阪神ファンは免疫がついてるので、いい意味でそこまでは期待してない。ロサリオで本物が来たと思ってたら、全然アカンかったし…。どうせ打たへんねやろ、と思ってるくらいでちょうどいいかも。もしアカンかったときには、大山、陽川、江越あたり、虎の和製大砲が出てきてくれたら。

　タイガースは投手陣で持ってると思ってたのに、ここに来て不安材料がありますね。高橋遥人は計算できると思ってたし、藤浪君も…。後ろはすごくいいので、先発に頑張ってもらいたい。秋山君とはプライベートでも仲良くさせてもらってます。ＬＩＮＥで「早く野球したいです」ともらいました。ここ１、２年は悔しい思いをしてると思うんです。エースになりかけて、調子を崩して。チャンスをつかみかけてつかめてないのが、芸人の世界にもよく似ているし、やってもらいたいですね。

　ソフトバンクとの日本シリーズはイメージできてます。セ・リーグは優勝するもんだと思ってるんで。今年は高校野球がなくなったので、タイガースには高校球児の思いも背負って、甲子園で日本一というのがカッコイイですね。