草刈民代 踊りをつなぐ映像作品配信 様々なジャンルのダンサーに呼びかけ実現

 元バレリーナで女優の草刈民代が企画・プロデュースし、さまざまなジャンルのダンサーとともに制作した映像作品が「dancers eight」公式YouTubeチャンネルで22日正午から配信された。

 草刈民代をはじめ、菅原小春、麿赤兒ら8人が出演。新型コロナウイルスの影響で踊る場を失っているダンサーも多いが、人々にポジティブになってもらえる作品を届けたいとの思いから、映像を制作した。

 草刈は、コロナ禍で十分な稽古もできず舞台にも立てないダンサーの現状を「本当に胸が痛みます」と憂慮。作品を制作した理由を「私は踊りでつながる仲間たちに声をかけ、この状況の中でも多くの人に観ていただけるような作品を創ってみようと呼びかけました。ダンサーたちの『踊る意志』を通して、皆さんにポジティブな気持ちになっていただけるような作品を届けたいと思ったからです。踊る場を奪われてしまったダンサーと一緒に、今だからできるものを創ってみたいと思いました」と説明した。

 作品はバレエやタップ、舞踏といったさまざまなジャンルのダンサーがオンラインで情報を共有。それぞれがスマートフォンで撮影し、踊りを映像によってつないだ。草刈は「人々の生活が大きく変わろうとしている今、その中にあっても、表現者たちは『表現する意志』でつながっています。この時期だからこそ生まれた、私たちの試みを楽しんでいただけたら幸いです」とコメントした。

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