さだまさし、自粛警察に「匿名は卑怯」 自身の番組でも「匿名ハガキは読まない」

 歌手のさだまさしが8日、TBS系「ひるおび!」に出演し、緊急事態宣言下でもルールに則って営業している店舗などに暴言を書いた張り紙などを貼る“自粛警察”問題について、ほとんどが匿名での行為に「卑怯だと思う」と怒りをにじませた。

 番組では、“自粛警察”と呼ばれる問題について特集。ルールの範囲内で営業している店舗などに中傷する張り紙を貼ったり、パチンコ店に並ぶ人へ暴言を吐く人などがいることを取り上げた。

 この問題について意見を求められたさだは「コロナ鬱って言葉がある。コロナのことばかり考えて息苦しくなって、本当に鬱状態と同じ状態になる人はたくさんいる」と、みんな精神的にも追い詰められていると理解。

 そして「これがひどくなると次はコロナヒステリーとなって暴発してくる。ネットの部分なんてひどいですよね」と心配し「しかもほとんどが匿名さんでしょ?それは卑怯だと思う」と嘆いた。

 「僕は、自分の番組ではたとえ正当な批判でも、匿名のハガキは読みませんし、違うなと思っても、ちゃんと名前を書いて抗議してくる人のハガキは読みます」とコメント。「つまり、僕も名前を出して言ってるんだから。互いに正当に考えていることを、自分が嫌がることでも聞かないといけない」と、お互い名前を明かした上で意見を言い合うことが大切だと訴えた。

 その上で、匿名の自粛警察は「一方的な、高圧的な圧力。いやですね。これをやられたら耐えられない。どこと戦っていいかわからないから」とも語っていた。

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