さだまさし、新型コロナ初動の遅れは東京五輪問題と指摘 中止か延期かの「心の揺れ」

 歌手のさだまさしが8日、TBS系「ひるおび!」に生出演し、新型コロナウイルス感染拡大防止の初動が遅れたのは東京五輪の延期問題だったとの持論を展開した。

 さだは、今回の新型コロナウイルスについて、3月に亡くなった志村けんさんのニュースは大きかったと指摘。「僕だってショック受けた。みんなそうだと思う。身近であんなに有名な人…」「(病気に)勝てないんだという恐怖感、みんなにあったと思う」と振り返ると、おもむろに「東京五輪の延期が決まったのはいつでしたっけ?」と恵俊彰に聞いた。

 恵がカレンダーの3月24日を指し「ここです」と言うと、「ぼくは東京オリンピックやるかやらないか、中止にするか延期にするかで初動を遅らせたと思うんですよ」と切り出した。

 そして「みんなやりたい。アスリートのこと考えたらどうしても今年やりたい。みんな思ってます。お金もかかってますから」とやりたい方向に気持ちが向いていたことを挙げ「首都閉鎖みたいなことになってしまうと、向こうから中止と言われるのが怖い。オリンピックやるかやらないかの心の揺れが、日本中の初動を遅らせた」との考えを示した。

 さだ自身は「一番気になったのは、この病気が流行った時に、どうして東京オリンピックのこと決着つけないんだと思いましたから。(このままなら開催)できないでしょうと思いましたけどね」とも語っていた。

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