悪性リンパ腫の笠井アナ、今月中に退院へ…ただ岡江さん訃報で「喜びは全て吹き飛んだ」
悪性リンパ腫で入院中の元フジテレビの笠井信輔アナウンサーが24日、フジテレビ系「とくダネ!」にリモート出演し、今月中に退院できることを発表した。
番組冒頭に出演した笠井アナは「ご報告があるんですけども、私、ここまで悪性リンパ腫と戦ってきましたが、無事、今月中に退院できることになりました」と報告。笠井アナは最悪1年の入院と言われていたが、4カ月半での退院に、治療に当たった医師、看護師、そして「本当に全国の皆さんに応援メッセージを頂き、感謝しております」と感謝を述べた。
だが、表情が暗いのは前日に飛び込んできた岡江久美子さんの訃報。「喜びは全て吹き飛びました」と語り、「といいますのも、岡江さんは私と全く同じ時期にがんの治療をされていまして、その治療のために重症化した可能性があるという発表を聞いて、私だけでなく全国のがん患者の皆さんが、自分は大丈夫なのかと、私もこれで退院していいのかとみんな心配している」と正直な気持ちを明かした。
笠井アナももちろん岡江さんとは親交があり「いつも笑顔で話しかけて下さって。どうぞ安らかにお眠り下さいという気持ちとともに、我々がん患者みんなの心配を聞いて下さい」と語っていた。
笠井アナは昨年9月にフジテレビを退社。フリーとなった直後の12月に悪性リンパ腫であることを公表。その後入院し、SNSで闘病の様子を詳しく報告していた。
