吉本新喜劇の内場勝則（５９）が３０日、大阪市内で、ミュージカルに初挑戦する日本キャスト版「ボディガード」（３月１９～２９日、大阪・梅田芸術劇場。４月３～１９日、東京・東急シアターオーブ）のＰＲ会見を行った。

　柚希礼音（４０）と新妻聖子（３９）がダブルキャストで演じるヒロイン、レイチェル・マロンを父親のような目線で見守るマネジャーを演じる内場は「プレッシャー以外、何もない。映画も見てたんで、僕で大丈夫かなと」と緊張を告白。それでも、「年男だし、１からやろうと」と前を向いた。

　昨秋の同作の来日公演をともに観劇したという妻の未知やすえ（５６）からは「あんた大丈夫？」と心配され、後輩の新喜劇メンバーからは「これ出はるんですね」「けいこはいつからですか」と興奮気味に反応されたという。

　「プロデューサーから『内場さんは歌と踊りは結構です』と言われて安心した」と笑ったが、「歌はカラオケレベル、踊りは盆踊り程度」と謙そんした“実力”を少しだけ披露する可能性があるという。得意とする「笑いの要素」については「普通は（本国のものを）そのままやるけど、日本の演出を入れるみたい。コミカルなところを入れられたらなと思ってる」と希望を明かした。