阪神大震災で母を亡くした桂あやめが神戸で落語会「明るく笑って…よかった」

 「KOBE117!落語会」でトリを務めた桂あやめ=神戸市・喜楽館
くまモンを紹介する桂あやめ(左)=神戸市の喜楽館
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 阪神・淡路大震災発生から25年を迎えた17日、落語家の桂あやめ(55)が神戸市の寄席・喜楽館で「KOBE117(いいな)!落語会」を開いた。

 震災で同市内の実家が全壊し、63歳だった母・玲子さんを亡くしたあやめのほか、神戸大在学中に被災した桂吉弥(48)らが出演。16年の熊本地震の際、神戸の人たちから支援を受けたお礼にと、熊本県のPRマスコットキャラクター・くまモンも駆けつけた。

 トリを務めたあやめは、仏壇の前で念仏を唱えながらぼやく古典落語「世帯(しょたい)念仏」を、母を亡くした経験などを織りまぜ現代風にアレンジ。「あれから25年やで…」と観客に語りかけた。上下逆に印刷したチラシを客席に配布してしまい「震災の落語会なので、天地がひっくり返ってもしようがない」とごまかし、場内の笑いを誘った。

 阪神大震災の風化を防ぐため、あえてこの日に落語会を開いたあやめは「不謹慎かもしれないが、明るく笑ってくださったのでよかった。阪神大震災のことを忘れすぎちゃう?というのがある。震災のことを思い出して、非常袋の中身を確認したり、次なにかあった時の教訓にできれば」と思いを語った。

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