AKB総監督・向井地“激動の1年”に「紅白は当たり前じゃない」

リハーサルを行う柏木由紀(中央)らAKB48=NHKホール
海外姉妹グループと共演する(前列左5人目から)小栗有以、岡田奈々、柏木由紀、向井地美音、横山由依(後列左5人目から)白間美瑠、本間日陽、瀧野由美子、須田亜香里、田中美久=NHKホール
海外姉妹グループと共演する(前列左5人目から)小栗有以、岡田奈々、柏木由紀、向井地美音、横山由依(後列左5人目から)白間美瑠、本間日陽、瀧野由美子、須田亜香里、田中美久=NHKホール
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 「第70回NHK紅白歌合戦リハーサル」(29日、NHKホール)

 AKB48は、海外の姉妹グループ8組からそれぞれ1人が来日。楽曲は、今年4月にグループを卒業した指原莉乃(27)のセンター曲「恋するフォーチュンクッキー」の8カ国語で歌うスペシャルバージョンを披露する。

 11年連続の紅白出場となる柏木由紀(28)は「さっしー(指原)は卒業しちゃってるので、今日はさっしーの衣装を勝手に借りて、フォーチュンクッキーへの思いを表してみました」と笑顔。今年3月末に横山由依(27)から総監督を引き継いだ向井地美音(21)は「普段と違って海外っぽいポーズも入っているので、注目して下さい」とアピールしつつ、「世界に仲間がいるアイドルグループはAKBだけだと思っている。2020年オリンピックもあるので、来年も一緒に集まって何かできれば」と意欲を語った。

 世界8都市からメンバーが集まったとあり、横山は「私、最近英会話を習ってて…。『あ、ここだ!』と思ってベトナム人のメンバーに話しかけたら『ノーイングリッシュ(英語は話せません)』って言われて…。ちょっと反省しました」と苦笑い。中国・上海を拠点とするAKB48 Team SHのメンバー・リュウネン(18)は「中国でもたくさんの人が見ています。有名な方がたくさん出ているので」と紅白が中国での人気であることを明かした。

 今年は1月から、姉妹グループのNGT48をめぐる騒動が勃発。恒例だった選抜総選挙やじゃんけん大会など、コンサート以外のグループ全体イベントが行われないなど、グループにとっては激動の年だった。向井地は「その分、メンバーで一致団結して48グループを守りたいという思いが強くなったり、どんな状況になっても手を差し伸べてくれるスタッフさんや応援して下さるファンの方が居続けて下さるというのが本当にありがたいこと」としみじみ。「紅白に出させていただくのも当たり前じゃないんだと感じて、今まで以上に出場できると聞いた時にうれしかったので、感謝の気持ちや初心を忘れることなく来年も頑張りたいです」と思いを新たにしていた。

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