キンコン梶原 コンビ解散、芸能界引退も考えた…相方・西野への自責の念にかられ

 ピースの又吉直樹、キングコングの西野亮廣と梶原雄太が20日、フジテレビ系「ボクらの時代」(前、7・00)に出演し、梶原がコンビ解散を考えたと明かした。3、4年前と最近のことで、相方の西野が絵本などで成功を収めるなか自分のために営業に付き合ってくれたことに梶原は「あいつの時間をつぶしている」と自責の念にかられたという。

 西野が梶原に「解散は考えたことある?」と尋ねた。梶原は「あるある」と即答。「はねとび終わって3年くらいかな。だから3、4年前」と語った。「はねるのトビら」は同局で01~12年まで放送された人気バラエティー番組。キングコング、ロバート、北陽ら若手芸人が出演し、最高視聴率は24・1%だったとテロップで流れた。

 梶原は「オレにとってすごいつらい時期があって…」と宙を見すえて振り返った。「はねるのトビら」に出演して高視聴率を獲得するも、梶原は「あとは落ちる一方」との危機感を抱えていた。梶原は「と同時に西野が絵本を書き出したときに、これは『はねトビ』終わったらいよいよヤバいなと思った。で、1年、2年していくうちに西野がどんどん成功していくわけやんか。何かしら結果を残せていない自分がいる。家族がいるからお金はいる。西野がオレのために仕事をしてくれている時期があった。例えば劇場に行ったり。せっかく才能のあるやつが自分の時間をつぶしてオレのために付き合ってくれているのが段々いやになってきて。あいつの時間つぶしてるだけやん、オレ。解散やなって思った事はある」と相方に迷惑をかけていると考え、それくらいなら解散したほうがいいと考えたことを語った。

 黙って聞いていた西野は梶原が一通り話し終えると、「最近やな」と静かに応じた。

 梶原は「最近」と答え、「嫁に一番最初に言った。解散というかこの世界をやめようと。嫁が『正直、もったいなと思う』と言ってくれて思いとどまった」と明かした。西野は「コンビって面白い。相方とのちょっとした競争がある」と述べた。

 梶原はさらに「自分がYouTubeをやる前はどう頑張っていいかも分からなかった。ほんと、つらかった。走り出してようやく景色が見えてきた。みんなめっちゃ頑張ってるやん」と話した。西野が「今、楽しいでしょ」と尋ねると、梶原は「芸歴20年で今が一番楽しい。わくわくする」と笑顔。西野は「ええことやんな」と応じた。

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