KenKen被告に求刑6月 母・金子マリも証言台「見守ることしかできない」

 大麻を所持した罪で逮捕・起訴されたロックバンド「RIZE」と「Dragon Ash」のベーシスト、KenKenこと金子賢輔被告(33)の初公判が16日、東京地裁で行われ、検察側は懲役6月を求刑し、即日結審した。判決は30日に言い渡される。

 長髪を下の方でお団子ヘアにまとめ、黒いスーツ姿で入廷。職業を聞かれると「音楽家です」と答えた。

 金子被告は起訴内容を認め、「初めて大麻を使ったのは17歳の時。リラックスするため」だったと明かし、「友人2人から譲り受け、10年ほど前から月に1~2度の頻度で使用していた」などと説明した。

 母で歌手の金子マリ(64)も情状証人として証言台に立った。7月の逮捕から8月14日の保釈まで何度も面会に行っており、「非常に反省している様子で、私は見守ることしかできないので、ここまで音楽一筋でやってきたのだから、お詫びして反省して復帰することを願っています」と母として更生を願う思いを述べた。

 検察官から「もし今後、大麻を持っていたらどうしますか?」と質問されると、「今度持っていたら、追放します」と答えた。

 金子被告は最後に「非常に反省しております。仲間、関係者、家族もそうですし、ここまで支えてもらいながら、こうなってしまい、情けない。もう一度、仲間たちとどう生きていくか考えていきたい。ご迷惑をおかけしました」と謝罪。傍聴席にも頭を下げた。

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