堀ちえみ「舌から血が出るんじゃないか」 リハビリ振り返り涙…術後初TVインタビュー
舌がんを公表したタレントの堀ちえみが9日、フジテレビ系「ノンストップ」で手術後初となるテレビインタビューに応じた。インタビュー場面は本人の希望で音声を吹き替えて放送。つらいリハビリを思い出し、涙を流すシーンがあった。
堀は今月、闘病を記した本「Stage For」を出版するが、3日に都内で出版記念パーティーが開催され、その直後にインタビューが行われた。
舌がんの手術の影響で、まだ発声はリハビリ中であることから、今回のインタビューは吹き替えで放送。その中で、当初は手術はしない意向だったが、子供達に病気を説明した際「末の娘が泣いて生きて欲しいと私に懇願してくれたので、そこで初めて涙があふれたというか。そして生きよう、生きなければならないと思って手術しようと決意した」と語った。
手術は11時間にもおよぶ大手術だったことから、リハビリも困難を極めた。堀は「ゼリーで、飲み込みの、嚥下の練習をしたけど、ゼリーすら飲み込めなくて。残っている舌の上にのせてゴクンと飲み込むのが…」「ゼリーすらも口の中で落ちて飛び出ちゃうようなそんな状況だった」と涙を流しながら振り返り、発声についても「横からもれるので、今までより腹筋を使うし、あと、息も続かなくなるので、すごい体力を使います。リハビリも舌から血が出るんじゃないかという…」と語っていた。