中尾ミエ“古巣”に戻った 渡辺プロ30年+独立30年で“社会人の還暦”を機に
歌手で女優の中尾ミエ(73)が、18日付で芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属することが17日、分かった。
中尾は1961年、15歳で「渡辺プロダクション」からデビューし、30年間所属。その後、独立して個人事務所を構えていた。昨今はコメンテーターとしても活躍。TOKYO MXの人気バラエティー番組「5時に夢中!」(月~金曜、後5・00)では金曜レギュラーを務め、鋭い毒舌と歯に衣着せぬ明快なコメントでお茶の間の人気を博している。
中尾が所属するワタナベエンターテインメントは、2000年に渡辺プロダクションからマネジメント部門を分離、設立した事務所で、中尾にとっては“古巣”にあたる。
今回、所属のきっかけになったのは、今年6~7月に全国4都市で上演されたブロードウェイミュージカル「ピピン」出演。「ワタナベ-」所属の俳優・城田優(33)演じる主人公の祖母役を務めた。歌や演技に加え、空中ブランコなどのアクロバットも披露。観客を驚かせるなど、衰え知らずのパフォーマンスを見せつけた。
中尾は「渡辺プロダクションからデビューして30年。独立し、武者修行を経て約30年。社会人として還暦を迎える今、『ピピン』で優くんと共演でき、私もまだいける!と思い、古巣に戻って参りました」と経緯を説明。「とてもうれしく思っております。これからもどうぞよろしくお願い致します」と、気持ちを新たにしていた。