小籔「ホンマ幸せ」吉本新喜劇60周年記念日本公演千秋楽

「吉本新喜劇ワールドツアー」の日本公演千秋楽で手を振る酒井藍、すっちー、小籔千豊、川畑泰史(左から)=大阪・なんばグランド花月
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 吉本新喜劇60周年を記念した「吉本新喜劇ワールドツアー~60周年 それがどうした!~」の日本公演が8日、大阪・なんばグランド花月で国内ツアーの千秋楽を迎えた。全国47都道府県93公演13万人を動員。本拠地での千秋楽には小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長がそろい踏みした。

 終演後のあいさつで小籔は「お客さんからしたら60周年は知ったこっちゃないかもしれません。けど節目の時に座員でおらせてもらえて、ホンマに幸せです」と笑顔を見せた。「竜じい(井上竜夫)、(中山)美保姉さん、島木(譲二)さんらが盛り上げてくれたから、僕らがいます」と近年他界した大先輩の名を上げ感謝した。「そやから『自分が頑張りました』って顔してるやつは、ボコボコにします」と笑いながら拳を握った。また小籔のあいさつを隣で頷きながら聞いていた川畑も「以下同文です」と短くあいさつし、観客の笑いを誘っていた。

 また「ワールドツアー」のタイトル通り11月3日のシンガポール公演を皮切りに、中国・上海、マレーシア、インドネシアと周り、千秋楽となる12月15日のタイ公演まで、アジア5カ国8公演を行う。

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