人気子役の寺田心（１１）が２９日、都内で行われた「巨大！子ども夢しんぶんづくり完成イベント」に参加した。

　全国各地の子供たちが「自分の夢」を書いた付箋を約２万枚使った「巨大しんぶんアート」を制作し、「最大の付箋モザイク」としてギネス世界記録にチャレンジ。このプロジェクトのアンバサダーを務めた寺田はこの日、同世代の子供たちと一緒に制作に取り組んだ。

　できあがった「巨大しんぶん」は、これまでの記録だった５４０平方メートルを上回る５４８・５７９平方メートルとなり、世界ギネス記録に認定。認定証を手にした寺田は「すごく重いです。みんなの夢が集まった重みですね」と笑った。

　寺田は「夢は持つことだけじゃなくて、かなえるために頑張る姿がステキだと思います」と力説。付箋にしたためた自身の「夢」は「マラソン大会に出たい」で、長距離走が好きだといい、「学校のでもいいし、色んなものでもいいので出たい。３キロとか５キロは走る。１０キロ走ったこともあります」とアクティブな素顔をのぞかせた。また、大きくなってからの夢を問われると「渡辺謙さんみたいな海外でも活躍できる俳優さんになりたい」と、真っすぐな瞳で答えた。

　もうすぐ新学期が始まるが、夏休みの思い出について「家族で宮城の松島に旅行に行きました。甲冑（かっちゅう）を着ました」と楽しそうに話した。宿題については「習字がまだ残っています。頑張ります」と、はにかんでいた。