高校生漫才王座にセントラルドグマ “闇営業”ネタ、オール巨人「いらん」

優勝旗を手にするセントラルドグマ・中山裕友(左)と大野健誠
オール巨人から賞状を受け取るセントラルドグマの2人=大阪市内
優勝旗を手にするセントラルドグマ・大野健誠(手前左)と中山裕友(同左)
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 高校生漫才ナンバー1決定戦「ハイスクール漫才2019~H-1甲子園~」が25日、大阪・なんばグランド花月で行われ、決勝進出8組の中から高知県出身の高3男子コンビ・セントラルドグマが優勝した。

 3年連続決勝進出でついに頂点をつかんだ2人は、英語の上達のため外国人と話す少年の漫才を披露し、ハイテンポな掛け合いで笑いを取った。冒頭では「吉本大好きです!」と“闇営業”に端を発した騒動をネタに。審査委員長・オール巨人(67)は講評で「最初の『吉本大好き』はいらんけど。素人はそれでウケると思っている」としながらも「でも、それを途中で忘れてしまうほど、100点の漫才だった」と評価した。

 セントラルドグマの2人は「去年、審査員の板尾(創路)さんに『つかみでつかみ損ねてる』と言われたので、今年は確実につかみで笑いを取ろうと、このネタを入れたんです」と「吉本大好き」を入れた理由を説明。巨人は「もう飽きてる。1カ月前ならウケたかも」と諭し「(高校卒業後は)NSCへ入るの?」と尋ねた。

 副賞として吉本総合芸能学院(NSC)の入学金・授業料全額免除を手にした2人だが、まだNSCに進むかどうかは決めていないという。審査員の銀シャリ・橋本直(38)らから「劇場が多く、ライバルも多いから成長する」と吉本入りを勧められた。セントラルドグマ・中山裕友は「今回の騒動も気にしていない」と前向き。大野健誠も「一番歴史がある会社なので」と話していた。

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