「韓国の至宝」シム・ウンギョン、オール日本語で舞台あいさつ

映画「新聞記者」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)北村有起哉、岡山天音、シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、高橋和也、藤井道人監督=東京・新宿ピカデリー
映画「新聞記者」の公開記念舞台あいさつに登場したシム・ウンギョン(左)と松坂桃李=東京・新宿ピカデリー
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 韓国の女優、シム・ウンギョン(25)が29日、都内で行われた映画「新聞記者」の公開記念舞台あいさつに登場し、すべて日本語で観客に感謝の気持ちを伝えた。

 同作は、東京新聞・望月衣塑子記者の同名ノンフィクションを原案に、官邸とメディアの裏側を描いた。映画は大学新設に関する極秘情報が匿名FAXで届くところから始まり、2017年に世間を騒然とさせた“モリカケ問題”を想起させる内容。シムは若き女性記者・吉岡エリカを演じ、高級官僚を演じた松坂桃李(30)との対峙(たいじ)、葛藤をW主演で描く。

 “韓国の至宝”と呼ばれるシムも、日本映画は初主演。映画が公開された印象を「実感がないんです。去年の12月に撮影して、季節も変わった。何かこうして劇場に立っているのが不思議な感じ」という。

 シムは「皆さんがどうご覧になったか気になります」とファンの反応を気にかけていたが、28日の公開直後からファンからの書き込みが殺到。松坂が「HPがパンクしたんですよ」と話すと、「それは知りませんでした。席も満席で驚いていますけど、パンクとはちょっとビックリしました」と目を丸くした。

 シムは映画のタイトルにちなみ、現在の心境を「お祝い!公開!新聞記者!!」という見出しで表現した。「初めて日本の皆さんとお会いできて、とてもうれしい。『新聞記者』で素晴らしい俳優さんと共演できて、たくさん刺激を受けました。計り知れない!」と感謝。観客にも再度「この映画の真心を感じてください」とアピールした。

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