ドクター・中松 90代で令和選挙出馬 否定せず「先輩の遺言」

 発明家のドクター・中松こと中松義郎氏(90)が、「発明の日」である4月18日、都内で会見を開いた。平成最後の発明の日に、「エジソン超え」と令和に関する発明を発表した。

 席上、平成期に数々の国政選挙や東京都知事選に立候補してきた中松氏は、今後、令和時代に出馬する可能性を問われると「今は分かりません」と含みを持たせた。元々、選挙に挑戦したのは、東大の先輩で軍人だった人物から「総理大臣になって日本を良くしてくれ」と言われたからと説明。「先輩の遺言でやってきました。先輩もそろそろ許してくれるんじゃないかなとは思うんですが」とも話していた。

 会見で、中松氏は米CNNテレビが近ごろ来日取材に訪れた番組で、「エジソンを凌駕した『発明の父』」と紹介されたと報告。「米国がエジソンを上回る発明世界一だと認めた」と発表した。

 また「令和に関する発明」として、大きな「数字のゼロ(零)」の中に「マル(輪)」を書いた図柄を提示。特許庁は「令和」を受け付けないが、図柄で申請する方法を発明したと発表。「90歳だが老人と思っていない。夜遊びもしない。発明を続け、人々を幸せにしたい」と述べた。

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