出産生中継の蒼井そら 職業差別、いじめ…「だからこそ私は発信を続ける」

 双子を妊娠している女優の蒼井そら(35)が12日、「蒼井そら出産当日アジア同時生中継」(AbemaTV)について。陣痛はもちろん、「出産シーンを生放送するわけでは無い」と“勘違い”している人に訂正を促した。そのうえで「誹謗中傷や職業差別を無くそうなんて思ってません。いじめがなくならない理由と一緒 だからこそ、私は発信を続けていこうと思っています」と改めて決意をつづった。

 双子ということで帝王切開が予定されており、手術中の場面は放送できない。さらに「帝王切開なので、陣痛で苦しんでいる姿もありません。多分皆さんが想像している生中継と違うと思いますよ(笑)」とつづった。「私がアダルトをやっていたという経験から【出産生中継】というパワーワードで想像がそっち方面に行ってしまうのも無理はないと思いますがね」とした。

 「出産は命がけです。もしかしたら、これが私の最後の姿になるかもしれない。子どもが、目に見える障害を持って生まれてくるかもしれない。はたまた、死産や長く生きれない子かもしれない。それを、踏まえてもこの密着をやる意味があると思っています」と蒼井。見てほしいのは出産当日の生中継ではなく、お腹が大きくなったり、妊娠によって太っていくさまや、子供の思いなど「密着していただいたこの3ヶ月間の私」だという。

 妊娠公表後「批判的な意見より沢山の応援の方が多いと感じています」という。だが「ただ改めて、元AV女優ということのバッシング大きさを、目の当たりにしました。誹謗中傷や職業差別を無くそうなんて思ってません。いじめがなくならない理由と一緒。あるところにはある。皆に好かれることは無理。だからこそ、私は発信を続けていこうと思っています」と改めて決意をつづった蒼井。過去も全て肯定し「蒼井そらである以上は。それは、私が生きていく術です」と結んだ。

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