坂上忍沈痛 39歳で急逝の松原裕さん悼む…昨年対面

坂上忍
松原裕さん=2012年5月撮影
2枚

 2016年にステージ4の腎臓がんを公表し、闘病生活を送っていた音楽プロデューサー松原裕さん(享年39)が4日、亡くなった。昨年の日本テレビ系「24時間テレビ」で松原さんと対面した坂上忍は8日、フジテレビ系「バイキング」で「今はバタバタしているでしょうから、時間がたったらお墓参りに行きたいと思います」と沈痛な面持ちで語った。

 松原さんは3日午後10時半ごろ、自宅で大量の喀血(かっけつ=咳をしながら血を吐く)で呼吸困難になり、緊急搬送された。意識が朦朧とした状態で朝を迎え、4日午前11時19分、家族、友人らに見守られ、息を引き取ったという。長男・佑吏さん(18)によると、喀血した時、実母に抱えられていた松原さんは、「ほんまにごめん、もう無理や」と意識を失い、これが最後の言葉となったという。

 坂上は、2人の息子に残すメッセージを坂上が監督として聞き手となり、撮影した。「昨年、24時間テレビで松原さんの家までお邪魔させていただいて、松原さん、お子さんともお話をさせていただきました。最後の方はボロボロと泣かれていた」と振り返った。

 そして「今はバタバタしているでしょうから、時間がたったらお墓参りに行きたいと思います」と追悼した。

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