BORO「東京に来る気はあるの?」裕也さんはデビューの父 秘話明かす

 ロック歌手で俳優としても活躍した内田裕也(うちだ・ゆうや、本名雄也=ゆうや)さんが17日に肺炎のため79歳で死去したのを受け、シンガー・ソングライターのBORO(65)が19日、デイリースポーツに追悼文を寄せ、裕也さんと名曲「大阪で生まれた女」の秘話を明かした。

  ◇  ◇

 私と裕也さんとの出逢いは今から41年前です。大阪の北新地にあるクラブで弾き語りをしていた時、裕也さんがやって来て「オリジナルの歌を聞かせてくれ!」と言われ、5曲程歌いました。

 歌い終わった私を裕也さんは自分の席に呼んで、「何曲くらいオリジナル曲があるの?」「300曲です!」「そのうち自信作は何曲?」「50曲くらいです」「東京に来る気はあるの?」「はい、あります!」そんなやり取りを交わしました。

 しばらくして裕也さんのマネージャーから「大阪でレコーディングするから準備をするように」と連絡があり、やがて大阪のスタジオでアルバムの制作がスタートしました。そのアルバムの中の1曲が、今も歌い継がれている「大阪で生まれた女」です。

 私にとって裕也さんはデビューの父!大恩人です。裕也さんは天国に旅立ちましたが「BORO頑張れ!」と叱咤激励の声が聞こえる様です。裕也さん!有難う御座いました!心から感謝しています!BORO

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