田中哲司「まんぷく」にニセ即席ラーメン売る悪いヤツで登場…朝ドラ初出演

 NHKは7日、連続テレビ小説「まんぷく」に俳優・田中哲司(52)が出演すると発表した。ヒロイン夫妻が開発した即席ラーメンが大ヒットする中、精巧なニセの類似品を売り出す会社社長役で登場する。

 物語は現在、ヒロイン福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)の夫妻による即席ラーメンの開発が佳境。今後、開発した即席ラーメンが大ヒットするが、次々と類似商品が出てくる事態に直面する。

 田中は2月下旬の放送話で登場。即席ラーメンの類似品はほとんどは粗悪品だったが、唯一、質の高い類似品を販売する「テイコー食品」の社長役で出演する。ヒロイン夫妻の製造法を盗んだのではと疑われるが「自分が苦労して発明した」と主張して、のらりくらりと批判をかわし、宣伝方法まで模倣してくる。

 田中は朝ドラ初出演となったことを喜び「ヒール役ながらも、とても人間味のあるすてきな役を頂き、自分なりにはりきって頑張って演じました。毎日、がんばっている皆さんに、少しでも『クスッ』として頂けたら最高の喜びです」とコメントした。

 また安藤の父、奥田瑛二(68)も3月上旬に、ヒロイン夫妻を支援する大物衆院議員役で出演することが発表された。

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