NHK会長 平成最後「素晴らしい紅白」40%超えに満足 けん玉世界記録が「印象」

 NHKの上田良一会長が10日、都内の同局で定例会見を開いた。平成最後となった昨年大みそかに放送された「第69回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)の感想を述べた。

 平均視聴率が関東地区で41・5%(第2部)を記録し、2年ぶりに40%台に回復した。第1部(前半)が37・7%。第1部の数字では今世紀2位の高数字だった。会長は「出演者のみなさんに感謝を申し上げたい。平成最後の紅白で北島さんが5年ぶりにステージに立ち、松任谷さんがNHKホールに、サザンオールスターズの圧巻のステージでフィナーレ。とても素晴らしい紅白になった。平成最後を歌で締めくくるにふさわしい紅白と感じています。視聴者、国民の皆さんに喜んで頂けたことをうれしく思い、感謝しています」と40%超えの好結果に満足した。

 印象に残ったステージの一つとして、三山ひろしが歌唱中に、けん玉のギネス世界記録に2年連続で挑戦し、成功したことを挙げた。「けん玉の世界記録達成ですが、ハラハラしてみていた。達成できて印象に残る結果だった」と振り返った。

 平成最後の紅白は、歌手別では、特別企画枠でサザンオールスターズの桑田佳祐が大暴れした終盤の場面が歌手別トップの45・3%を記録したことが分かった。2位はテレビ初歌唱の米津玄師の44・6%を記録した。(数字はビデオリサーチ調べ)

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