サブちゃん、ド派手な「まつり」予告 5年ぶり紅白“復帰”に「うれしいね」

 大みそかに生放送される「第69回NHK紅白歌合戦」(総合、後7・15)のリハーサルが29日、本番会場となる東京・渋谷のNHKホールで始まった。特別枠で5年ぶりに紅白復帰を果たした北島三郎(82)は、列島を沸かせるド派手演出を予告した。

 久々に味わう紅白の雰囲気を楽しむかのように、北島は「“お帰り”って声を掛けてもらえて。うれしいね」と、常に笑顔をみせていた。

 2013年に出場50回をもって身を引いた大みそかの大舞台に5年ぶりの復帰。82歳になったが、まったく衰え知らずで「皆さんが“いいな!いいな!”と言われるようなびっくりするもの、動くものを用意した」と、歌唱曲「まつり」に合わせたド派手なステージを予告した。

 観客と視聴者を喜ばせるために、持ち込んだのはとっておきの切り札だった。14年から15年にかけ東京、大阪、福岡で行った最後の劇場公演で、エンディングの「まつり」で使用した豪華セット。ディズニーランドのエレクトリカルパレードのような派手な電飾装置を、紅白用にアレンジした。

 最初は歌舞伎の連獅子の状態だが、曲の開始とともにお面のようなかぶとが割れて変身。金のシャチホコに乗った北島が登場!という仕掛けとなるようだ。「みんなウォ~!と、歌そっちのけで見とれるよ」。自信満々のステージだ。

 紅白に関しては卒業後も毎年のように特別ゲストなど何らかの形でオファーがあったが、受けることはなかった。今回の復帰は「昭和、平成と大勢の方に支えてもらった恩返しのつもりで出させてもらった」と時代の区切りと説明。さらに故郷・北海道の胆振東部での地震や西日本豪雨などもあり「今年は災害が多すぎた。復興で大変な人も元気になってもらいたい。来年こそいい年になってほしい」という思いもある。

 恩返しと復興への思いを乗せたこの日のリハーサルでは、関係者が「最近では一番いい声」と言うほどの熱唱。本番は白組司会・櫻井翔との対談VTRが流れた後に“まつり”に突入する。

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